だれでもどこでも
すぐに3次元動作データを取得
簡単な準備と操作ですぐに計測
Theia3D (テイアスリーディー)はバイオメカニクス研究のために開発されたマーカレスモーションキャプチャーシステムです。
ヒトの動作を撮影した映像データから、剛体トラッキングと逆運動学にもとづい た骨格や関節角度の定義を行い、バイオメカニクス研究で利用可能な3次元モデ ルを自動作成します。被験者にはマーカーの装着やモデルスケーリング用のポーズが不要、自然な状態で動作の計測が行えます。同時に複数人の被験者を撮影した場合、各被験者ごとに独立した3次元モデルを作成します。動作の撮影にハイスピードカメラ「メモリカム」を使用すると、 1/1,000 秒単位で捉えたアスリートの映像から3次元モデルが作成可能です。
Theia3Dは計測後の後処理不要、バッチ処理機能を搭載しており、複数回のデータ処理が効率的に行えます。作成された3次元モデルは、解析ソフトウェア Visual3D(ビジュアルスリーディー)を使用すると、詳細なバイオメカニクス分析やレポート出力が可能です。
サンプル動画
計測フロー
01
カメラ設置
被験者の動作を撮影するカメラを配置します。
02
キャリブレーション
計測座標系の決定とレンズの光学補正を行うためにチャートを撮影します。
03
撮影
計測空間内の被験者の動作を各カメラで同期撮影します。
被験者は自由に運動してください。
04
自動処理
撮影映像を読み込み、被験者の3次元モデルを自動作成します。
05
解析
Visual3Dを使用すると3次元モデルの詳細な動作解析が可能です。
構成例
ビデオカメラで計測
ビデオカメラ
デジタルスチルカメラDSC-RX0M2
・最高撮影速度:120コマ/秒
・可動式液晶モニター付
ハイスピード計測
最大8台のフルHDハイスピードカメラで完全同期撮影が可能なMEMRECAM MX(メモリカム エムエックス)は、Theia3Dを用いたアスリートの3次元計測に最適なシステムです。一瞬の動作を捉えた高速度撮影映像から自動的に3次元モデルが作成可能です。
ハイスピードカメラのメリット
ハイスピードカメラ撮影時
ビデオカメラ撮影時
ハイスピードカメラを使用すると動作の過程で生じる変化を詳細に捉えることができます。被験者にマーカーを装着する必要がないため、競技中にアスリートが発揮したパフォーマンスの3次元計測が可能です。また、同時に複数人の計測も可能ですのでチーム競技の計測も可能です。
ハイスピードカメラ
MEMRECAM MX
・8台完全同期撮影
・解像度 1,920 × 1,080 ピクセル
・最高撮影速度 2,000 コマ 秒
・オートフォーカス
・無線遠隔制御
参考価格
Theia3D | 1式 |
---|---|
データ処理用ワークステーション | 1式 |
計測用ビデオカメラ (ソニーDSC-RX0M2またはMEMRECAM MX 相当品) |
8台 |
画角計算用キャリブレーションチャート | 1式 |
空間キャリブレーションチャート | 1式 |
3次元動作解析ソフトウェア Visual3D | 1式 |
合計(税抜) | ¥8,000,000~ |