新開発のイメージセンサーと信号処理により、
MEMRECAMシリーズ史上最高の撮影性能を実現
MEMRECAM ACS-1は、センサー技術と信号処理技術の融合により、これまでの常識を超えるパフォーマンスを実現したハイスピードカメラです。高速領域(50,000-150,000fps)での現象を高解像度に映し出すことにより、最先端の研究開発における可視化・画像解析に貢献します。
新開発のイメージセンサーと
信号処理により、
MEMRECAMシリーズ史上最高の
撮影性能を実現
MEMRECAM ACS-1は、センサー技術と信号処理技術の融合により、これまでの常識を超えるパフォーマンスを実現したハイスピードカメラです。高速領域(50,000-150,000fps)での現象を高解像度に映し出すことにより、最先端の研究開発における可視化・画像解析に貢献します。
さらなる進化を遂げたブーストモード
より速い現象の高画質撮影を実現
独自のセンサーおよび信号処理技術により撮影速度や有効解像度を上げることができる機能“ブーストモード” 。従来のブーストモードに改良を加え、同一解像度における撮影速度をさらに上げることができるようになりました。目的や用途によって使い分けることができるため、さまざまな用途で力を発揮します。
さらなる進化を遂げた
ブーストモード
より速い現象の
高画質撮影を実現
独自のセンサーおよび信号処理技術により撮影速度や有効解像度を上げることができる機能“ブーストモード” 。従来のブーストモードに改良を加え、同一解像度における撮影速度をさらに上げることができるようになりました。目的や用途によって使い分けることができるため、さまざまな用途で力を発揮します。
有効画素数 | 1,280×896pixel |
---|---|
フルフレーム時 | 通常モード/54,000fps(M60) |
感度 | ISO 100,000(モノクロ) |
メモリ | 64 / 128 / 256GB |
---|---|
I/F | 1000BASE-T |
サイズ | 175×175×206mm |
ACS-1活用事例
溶接
課題
溶融池や溶滴移行の様子を可視化・観察したい。
解決方法
特殊光学フィルターを用いることでアーク光を遮断しつつ、照明などを活用して可視化します。
ACS-1のメリット
高感度、ハイダイナミックレンジセンサー採用により、照明なしの環境下でもアーク光の明暗部の境目や、溶滴移行を鮮明に捉えられます。また、照明を使用すれば溶融池や凝固の様子を捉えることも可能です。
MIG溶接
50,000コマ/秒
大阪大学接合科学研究所 田中研究室
レーザー溶接
100,000コマ/秒
IPGフォトニクスジャパン株式会社
燃焼
課題
燃焼の着火タイミングや燃え広がり方を可視化・解析したい。
解決方法
内燃機関の可視化エンジンでは側面や底面の可視化窓から燃焼状態を観察することができます。ディーゼル燃焼においては自発光から火炎温度を画像解析で求めることも可能です。実機エンジンに耐熱・耐圧ボアスコープ(約900℃、約40MPa)で直接観察することで、加工穴を開けることなく内部の観察ができます。
ACS-1のメリット
エンジン燃焼を40,000コマ/秒以上の高解像度で可視化することで、クランク角1度以下の信号にも同期して現象を細かく観察することができます。各種トリガ機能を組み合わせることで、各サイクルの噴霧タイミングに完全同期して燃焼のみの画像を保存することができます。
衝撃波管によるノッキング現象の模擬実験
100,000コマ/秒
横浜国立大学 石井研究室
定容容器でのディーゼル燃焼 OHラジカル自発光撮影
30,000コマ/秒
北海道大学 小川・柴田・小橋研究室
材料
課題
材料引張試験の破断の瞬間や材料破壊の瞬間を可視化・解析したい。
解決方法
材料にランダムパターンをつけて撮影した画像をDIC解析し、ひずみ量や変位を求められます。
ACS-1のメリット
2台のカメラを同期ケーブル1本で接続し、シンプルな完全同期が行えます。100,000コマ/秒以上でも水平1,280ピクセルで撮れるため、横(縦)方向に長い解像度を必要とする引張試験や破壊試験で有効です。
材料引張試験
200,000コマ/秒
引張試験風景
DIC 歪み解析イメージ
ホプキンソン棒による材料衝撃試験
100,000コマ/秒
流体
課題
高速噴流中の液滴挙動や飛翔挙動を可視化・解析したい。
解決方法
微小液滴を観察するために拡大光学系で高倍率で可視化します。液滴挙動や粒子サイズを解析するにはバックライトで可視化し、PIVなどで流れの可視化を行なうにはレーザーシートの照明を使います。
ACS-1のメリット
高速粒子の飛翔速度をフレームストラドリング機能により2フレーム間のΔtを最短500nsで高速度で時系列に可視化することができます。拡大して液滴挙動の落下を撮影する場合、イメージトリガにより特定のエリアを通過したタイミングで録画を開始することができます。
噴霧の微粒化
40,000コマ/秒
芝浦工業大学 斉藤研究室
気液体噴流中の微小固体粒子飛翔挙動
25,000コマ/秒
動画を観る
バドミントンラケットとシャトルコックとのインパクト挙動
75,000コマ/秒
液滴の落下
50,000コマ/秒
パルスミグ溶接における「溶滴―アーク―溶融池」の同時観察
50,000コマ/秒
TAIZACインジェクターによるディーゼル燃料噴霧
50,000コマ/秒