本来フィルムカメラには、フィルムに露光する時間とシャッターを閉じてフィルムを掻き落とす時間を作るために円形の回転式(ミラー)シャッターが使われていました。このシャッターが1秒間に回転する回数(=撮影駒数)と、円形シャッターの開いている角度(シャッター開角度)によって露出時間が決められました。(露出時間=1/撮影駒数×シャッター開角度/360°)回転式シャッターが使われていないデジタルカメラでも、この考え方を採用して露出時間を決めるファクターにシャッター開角度(180°、90° 等)を採用しています。なお、放送分野では露出時間を”1/100秒”のように表現します。
参考:回転式シャッターと光学ファインダーへ光を送るミラーを1つにして、回転式ミラーシャッターを開発したのは、アーノルド&リヒター社(アリ)です。