アミーラとアレクサは同じセンサーを使用しており、ProResコーデックで収録されたデータではどちらも同等のものです。アミーラ とアレクサには設計コンセプトの違いがあり、アレクサはアリRAWを代表として撮影時にはできるだけ多くの情報量のデータ収録をおこない、ポストプロダクションでのグレーディングをしっかりと行うことを基本としています。これに対してアミーラは、3D LUT(プリセット・カスタム)をカメラ内部で収録映像にあてることができ、さらに撮影現場でのカラー調整も可能なため、ポストプロダクションでのグレー ディングに時間と費用をかけずにすみます。また、CFsat2.0という高速なメディアを採用することにより、最高200コマ/秒という高速撮影(アレクサは、120コマ/秒)も可能です。このような点において、アミーラはアレクサよりも進化している部分もあります。