カメラトラッキング
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StypeKitはノーマルクレーンにボルトオンで簡単に後付けすることで、カメラの正確な3D空間上での位置データをトラッキングすることが可能です。キットにはエンコーダーやモーター、専用ギアなどが含まれ、クレーンの機種ごとに専用設計された取り付け金具によって、ボルトオンで簡単に取り付けが行えます。キットの取り付けに際してはクレーン側の改造は一切不要。キットを取り外せばオリジナルの状態に戻すことが可能です。
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CGレンダリングエンジンとの連携
StypeKitはCGレンダリングマシンとの通信において、D1(ラダメック)プロトコルやレンズの歪み・センサーシフト・DoF情報も同時に送出可能なHFプロトコルも出力可能なため、目的や環境に合わせてユーザーが選択的にプロトコルを選ぶことが可能です。HFプロトコルはVizrt、BrainStorm、Reality、Orad、Wasp3D、RTソフトウェア、XPression、Chyron Hegoなど、現在市場で稼働しているあらゆるCGレンダリングエンジンがすでに対応しているため使用環境を選びません。
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StypeKitの特長
・伸縮式クレーンを含む幅広いクレーンに対応(Stanton Jimmy、Servicevision Scorpio、Super Techno ほか)
・専用キットの取り付けはボルトオンのためクレーンの改造は不要
・既存のクレーンにキットを後付けするだけでバーチャルクレーン化し活用できるため経済的
・あらゆるCGレンダリングエンジンと接続可能(Vizrt、BrainStorm、Reality、Orad ほか)
・レンズ歪み、センサーシフト、DoFデータを含むカメラ座標データ”HFプロトコル”に対応
・リモートヘッドが被写体を自動的に追尾するオートAIM機能(オートフォーカス機能付)を搭載
・レール上の移動データも取得可能なためレールと組み合わせればクレーンをトラックする運用にも対応
・設置環境に対する制限が少ないため屋外・雨天時の運用、スポーツ中継やイベントなど幅広く使用可能
・メカ式のエンコーダーを使用するため明るさを含めた撮影周辺環境に左右されずデータ取得可能
・被写体や撮影環境に対するマーキングなどの事前準備が一切不要なため機材の設置/撤収が簡単に行える
・システムは小型トランク一つにすべて収納可能なため高い機動性を発揮
StypeKit装着済みクレーン(スポーツ中継での運用例)リモートヘッドのオペレート(スポーツ中継での運用例) -
高度な映像演出が可能なオートAIM機能
顔にターゲットポイントを設定しクレーンのみ操作すると、カメラが自動的に顔を追跡してオートフォーカスで撮影が可能StypeKitの大きな特長の一つがオートAIM機能(自動ターゲットモード)です。事前に3D空間上のターゲットポイントを設定すれば、クレーン操作を行った際に指定したターゲットポイントをリモートヘッドが自動的に追従するため、リモートヘッドの操作なしで被写体をフレームアウトすることなく撮影し続けることが可能です。また、追尾中はフォーカスも追従するため、クレーンオペレーターはクレーン操作とズームの操作だけに集中することができます。最大10ポイントまでターゲットポイントを設定することができ、操作中にボタン一つで切り替え可能です。
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StypeKitが収集する情報
StypeKitに含まれるエンコーダーをクレーンおよびリモートヘッドの各可動部に取り付けることで、カメラのX、Y、Zの位置データとレンズデータをリアルタイムに収集してCGレンダリングエンジンに送出します。送出されるデータは、従来から使用されているD1(ラダメック)プロトコルや、これらにレンズ歪みデータを加えたより精度の高いHFプロトコルが選択可能です。
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StypeKitの仕様
エンコーダー入力 8チャンネル
・クレーン(パン、チルト、伸縮orドリー)
・リモートヘッド(パン、チルト、ロール)
・レンズデータ(フォーカス、ズーム)レンズエンコーダー ・放送用レンズ(キヤノン/フジノン)
レンズ付属のドライブユニットから出力されるデジタルバーチャルプロトコルに対応
・シネレンズ
専用外付けエンコーダーギアを使用することで対応カメラチルト角 360° カメラパンアングル 360° ズームエンコーダーの分解能 最大7,000パルス ヘッド最高速度 90度/秒 ランピングモード 指数関数、平均化、加速限界 オートAIM機能 対応 ※クレーンを操作した際にリモートヘッドが被写体を自動的に追跡し続けます オートフォーカス 対応 ※オートAIM機能使用時などにオートフォーカス撮影が行えます 対応クレーン Stanton Jimmy、Servicevision Scorpio、Super Techno、Service Vision、CamMateほか 対応CGレンダリングエンジン Vizrt、BrainStorm、Reality、Orad、Wasp3D、RTソフトウェア、XPression、
Chyron Hego他
※D1(ラダメック)プロトコル、HFプロトコルに対応済みCGエンジンとの通信 Ethernet(UDP) 同期 三値またはBB 入力電源 24V 消費電力 約50W キット重量 約12kg リモートヘッド最大搭載重量 約22.6kg
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通信プロトコル
対応項目 カメラID 6Dof フォーカス ズーム レンズ歪み レンズピント情報 センターシフト HFプロトコル ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ D1プロトコル ○ ○ ○ ○ × × ×
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機材構成
Jimmy Jib用キットの場合
クレーン側 メインコンソール 1 パン用エンコーダー 1 チルト用エンコーダー 1 パン用ギア 1 チルト用金具 1 レンズ用ギア付ズームエンコーダー 1 レンズ用ギア付フォーカスエンコーダー 1 ケーブル 1式 組み立て工具 1 水準器 1 ACアダプター 1 収納ケース 1 リモートヘッド側 HumanHead本体(STYPE社製) 1式 ブレイクアウトボックス(制御系、電源系のジャンクションボックス) 1 エンコーダー内蔵パンモーター 1 エンコーダー内蔵チルトモーター 1 レンズ用ギア式エンコーダー 2 ケーブル 1式
※伸縮式クレーンの場合は伸縮状態を検出するエンコーダーが追加になります
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