ARRI L-Series Plus｜LEDライト

ARRI L-Series Plusは、従来のL-Seriesとほぼ同じ大きさながら、最大90％明るさを向上させた新しいLEDライトです。ARRIのフレネルスポットライトならではの優れた配光特性や、スポットからフラッドまでスムーズなフォーカシングを可能とする精度の高いメカニカル系はそのままに、LANポート経由でのライト制御が可能となるなど新しい機能が追加されています。

※従来のL-Series（L10、L7、L5）は生産終了となりました。

L-Series Plusシリーズは現在、L7-C PlusとL5-C Plusの2機種をラインナップ。L7-C Plusは、フレネルレンズ径が175mm（約7インチ) で、消費電力は最大220Wです。従来のL-Seriesと比較して最大で90％、平均で60％明るくなりました。L5-C Plusはレンズ径が137mm（約5インチ) で、最大135Wです。いずれもRGBW（ホワイト）のLED素子を搭載し、フルカラーコントロールが可能です。色温度は2,800Kから10,000Kで調整でき、CRIは92以上、CC補正も可能です。

スティアラップアームはノーマルタイプ（下段）とポールオペレーションタイプ（上段）から、筐体色はブルー/シルバーとブラックからそれぞれ選ぶことができます。デフォルトでは28mm径のダボが付属しますが、オプションで25mm径に変更が可能です。なお、AC-DC電源部は灯体内に内蔵しています。

バンドアなどのアクセサリー（写真上左）は従来のL-Seriesと同じものを使用できます。フォーカスノブ（写真上右）を回すと、光の広がりをスポットからフラッドまでスムーズに調整できます。スティアラップアームのロックレバー機構にはチルトロックボタン（写真左下）が備わっており、安全性を向上させています。スティアラップアーム装着部分（写真右下）はレール状になっており、灯体の前後バランスを細かく調整することができます。

コントロールパネルはSkyPanelと同じタイプとなり、より視認しやすく使い勝手を向上させています。

ArtNetとStreaming ACNのデータ入力用LANポートや、他の灯体にデイジーチェーンで電源供給が可能な電源のスルーアウトコネクターも搭載しています。USB-Aコネクターには、スカイパネルリモートコントローラー（有線で最長5m）を接続できます。