STREAK CAMERAストリークカメラ
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モジュール形式により幅広い計測に対応
OptoScopeは、ストリークチューブを内蔵したメインユニット、掃引時間を制御する掃引ユニット、被写体光を入射するための入射光学系、読み出しCCDカメラがモジュール形式となっています。計測目的に応じてユニットを選択できるため、幅広い計測に対応が可能です。
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制御・解析ソフトウェアを使ってパソコンから制御
Optoanalyseソフトウェアを用いることで、ストリークカメラの制御が行えます。ストリーク像のリアルタイム観察、データ保存の他、時間、空間解析によるプロファイル表示、ドリフト・ジッタ補正機能、空間・波長校正機能などを備えています。また、シングルショット計測、積算計測、シンクロスキャン計測、フォトンカウンティング計測等、さまざまな計測が行え、微弱光でのシングルフォトン計測にも対応しています。
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ストリークカメラの原理
ストリークカメラはストリークチューブと呼ばれるチューブ電子管を用いて、超高速で現象を可視化します。スリットを介した被写体像は光学系により光電面に結像されます。光電面では入射光を入射強度に応じた光電子に変換し、光電子は加速電極により蛍光面に向かって飛び出していきます。電子群が掃引電極通過時にタイミングを合わせて電極印加電圧を変化させ高速掃引を行い、蛍光面上に時間空間方向が異なるタイミングで像を結び、蛍光面により再び可視ストリーク像に変換されます。図中では、蛍光面の上下方向が時間軸となり、上方から下方に時間が進行し、横軸がスリット像の空間情報となります。蛍光面像の明るさが、入射光の強度に対応しています。
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最高時間分解能 2ps(2ピコ秒)
※Fast掃引ユニットTSU11-10による最高掃引速度(10ps/mm)利用時光電面有効サイズ 8×2mm 波長感度 200nm〜900nm(光電面の種類により異なる。光電面は選択可能) 蛍光面有効エリア 20mm(1次掃引軸)×15mm(2時掃引軸)/P43 掃引時間レンジ 10ps/mm〜1ns/mm(Fast掃引ユニット) 330ps/mm〜5ms/mm(Slow掃引ユニット) 10ps/mm〜100ps/mm(シンクロスキャンユニット) 入射光学系透過波長範囲 350〜1,100nm F5(IOV-10) / 200〜950nm F6(IOU-10) 読み出しCCDユニット 1,392×1,040 pixel 12bit インターフェース イーサネット コントロールソフトOptoAnalyse ストリークカメラ及び読み出しCCDユニットの制御
掃引結果のリアルタイム表示、取り込み
シングルショット記録 / 積算記録 / フォトンカウンティングモード記録
時間、空間解析におけるプロファイル表示
ドリフト / ジッタ補正機能
波長校正表示電源 AC100〜240V
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