MOTION CAPTUREモーションキャプチャー

モーションキャプチャー MAC3D System

MAC3D System

MAC3D Systemは、人やロボットにマーカーをつけて、三次元位置をリアルタイムに計測できる光学式モーションキャプチャーシステムです。

スポーツ、バイオメカニクス、ロボティクス、人間工学、VRと幅広い分野でMAC3D Systemが活躍しています。また、モーションキャプチャー分野における20年以上のサポート、販売実績が評価され、国内の多くのお客さまから選ばれています。

  • MAC3D Systemはここがすごい

    オールインワンパッケージ
    MAC3D Systemは、光学式モーションキャプチャー業界で唯一のオールインワンパッケージシステムです。カメラの設置から計測、そして解析まですべての工程をひとつのソフトウェアで行えます。多数のソフトを使い回す煩わしさから開放されます。

  • 驚異のリアルタイム性
    MAC3D Systemはリアルタイム性に優れています。位置情報のフィードバックが必要不可欠なロボティクス、トレーニング、VRなどの分野で効果を発揮します。

  • 簡単セッティングですぐ解析

    Step1. カメラ設置
    ・被写体の周囲に設置
    ・三脚orポールで固定

    三脚やポールに固定した複数台のカメラでキャプチャーしたいエリアを囲みます。画角調整、フォーカス調整を支援する機能があり、短時間でカメラ設置ができます。

  • Step2. キャリブレーション
    ・校正冶具の撮影
    ・レンズ歪の自動補正

    Lフレーム、Tワンドと呼ばれる校正冶具を用いて計測空間をキャリブレーションします。ソフトウェアの独自アルゴリズムにより、平均誤差1mm以下の高精度計測を実現します。

  • Step3. キャプチャー
    ・リアルタイムでデータ確認
    ・被写体を自動認識

    被写体を自動認識し、リアルタイムでデータを確認しながらデータを記録します。リアルタイム性に優れているため被写体の自動認識率もよく、計測エリアを何度出入りしても正確に被写体を認識します。

  • あらゆる分野の計測をひとつのシステムで

    MAC3D SystemのソフトウェアCortexは、スポーツ、リハビリテーション、ロボティクス、物体挙動解析、バイオメカニクスなどの計測・解析に対応しています。外部機器と安定した接続が可能なことや、各分野に特化したオプションソフトのラインナップの多さが定評で、たくさんの方から選ばれています。

  • バイオメカニクス
    Cortexには、バイオメカニクス研究で必要な運動学解析、動力学解析のためのツールが豊富に用意されています。そのため、柔道や野球、陸上といったスポーツ解析から、自動車の運転動作といったエルゴノミクス、病院のリハビリテーションにおける歩行解析まで幅広く使われています。

  • ロボティクス
    リアルタイム性に優れているMAC3D Systemは、マーカーデータ取得からデータ転送まで最短2フレーム*の応答時間を実現します。そのリアルタイム性を活かして、指の動きからリアルタイムでロボットアームを動かした実績があります。指に付けたマーカーの点情報から指の骨格を推定し、骨格の姿勢データをROS(Robot Operating System)経由でロボットアームに転送します。

    *1,000Hz計測時は最短で0.2m秒です。応答時間は目安です。計測内容により変化する場合があります。

  • VR
    MAC3D Systemの特長 VR
    人間や物の動きをVR空間やロボット動作、AR空間へ出力可能にするMAC3D Systemは、インタラクション研究でも注目されています。Unreal Engine、Unity、Maya、Motion Builderなどの3DCGへの出力のほか、アイトラッカーEMRによる視線データや、力覚センサーによる力のデータといった複合的なデータ出力が可能です。MAC3D Systemの高い適応力が研究の幅を広げています。

  • 屋外キャプチャー

    世界で初めて屋外対応した光学式モーションキャプチャーがMAC3D Systemです。太陽光対策をしたカメラと、独自アルゴリズムを搭載した制御ソフトウェアCortexで、安定したデータの計測ができます。先駆けて屋外対応した経験により、安心安全の屋外キャプチャーを実現しています。

  • 20年以上のサポート実績

    国内の光学式モーションキャプチャー業界において、20年以上のサポート実績があるのはナックイメージテクノロジーだけです。長年の経験から培ったノウハウは、モーションキャプチャーのみならず、視線やハイスピードカメラ、筋骨格解析といった総合的なシステム提案を可能にしています。技術サポートの専属部署を構えており、お客さまに「安心安全の計測」をお届けします。

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  • キャプチャーカメラ仕様比較
    カメラ Kestrel-Plus4200 Kestrel-Plus2200 Kestrel-Plus300
    画素数 420万画素 220万画素 30万画素
    解像度 2,048×2,048pixel 2,048×1,088pixel 640×480pixel
    最大撮影速度*1 200fps 300fps 810fps
    屋外対応 ×
    レンズ長 8mm
    12.5mm
    12~36mm*2
    8mm
    12~36mm*2
    2.4~6mm*2
    *1 フル解像度時
    *2 可変焦点

  • Kestrel(ケストレル)シリーズ

    420万画素、220万画素、30万画素のラインナップを揃えた使い勝手のよい小型カメラです。価格帯も広いため、予算に合わせたご提案が可能です。

  • Kestrel-Plus4200(ケストレルプラス4200)
    約420万画素の高解像度で、より高精度な計測が必要な場合に最適なカメラです。また、Raptorカメラより小型になり、狭い空間の設置や調整が容易です。


  • Kestrel-Plus2200(ケストレルプラス2200)
    220万画素の小型・高速・高解像度のカメラです。抜群の汎用性を持ち、スポーツ、VR、ロボット計測などさまざまな用途にマッチします。

  • Kestrel-Plus300(ケストレルプラス300)
    手ごろな価格で手に入るローエンドクラスのカメラです。フル解像度810Hzの高速撮影ができるのは、モーションキャプチャー業界で唯一Kestrel-Plus300だけです。

  • 販売終了カメラ
    ・Raptor-E
    ・Raptor-12HS
    ・Kestrel4200
    ・Kestrel2200
    ・Kestrel1300
    ・Kestrel300
    販売を終了したカメラの詳細仕様については、弊社サポートまでご連絡ください。

  • 各キャプチャーカメラの詳細情報はこちら
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    関連リンク

            
  • オールインワンのモーションキャプチャー

    MAC3D Systemの制御ソフトウェア「Cortex(コアテックス)」は、ロボティクス、スポーツ、バイオメカニクス、バーチャルリアリティ、リハビリテーション、人間工学とあらゆる分野で使われる機能をひとつに集約したソフトウェアです。研究、計測用途に応じたオプション機能を選び、お客さまに合ったCortexをご提供しています。

    カメラセットアップから解析まですべての作業をCortexのみで行えます。カメラセットアップ、計測、解析が別ソフトといったわずらわしさから開放され、より迅速に、よりシームレスにデータ処理が行えます。

  • 身体運動解析

    Cortexの身体関節角度、関節トルク、身体重心を計算する機能は、多くのバイオメカニクス研究者で使われています。さらに計算結果を比較する機能やレポートに出力する機能を使うことで、より簡単に解析することが可能です。

  • 動力学解析
    モーションキャプチャーのマーカーデータと床反力の外力データを入力することで、身体重心、関節角度、関節トルク、関節間力を計算することができます。解析モデルは標準でZatsiorskyモデルを搭載しています。もちろんモデル編集も可能なので、独自のモデルも作成することができます。

    ※動力学解析には、オプションソフトKinToolsRT、SkeletonBuilderが必要です。

  • 複数データ比較
    イベント情報を用いることにより、複数の異なった時間長のデータを同じスケールで比べることができます。動作データ比較の結果は、グラフ表示はもちろん3DCG 映像も時間正規化されて描画されるので、データ分析が効率よく行えます。

  • インタラクション

    MAC3D Systemは、人や物の動きをリアルタイムで出力することを得意としています。MAC3D Systemの遅延が少ないデータ出力機能とUnity、Unreal Engineは親和性が高く、多くのインタラクション研究者に評価されています。

    インタラクション研究では、人や物の動きのモーションキャプチャーデータを入力して、Unity、Unreal Engineでリアクションする仕組みを構築します。データの入出力には、Cortex SDKとUnityプラグイン、Unreal Engineプラグインを使用します。まずCortex SDKでリアルタイムにデータを出力します。そのデータをUnity プラグインまたは、Unreal Engine プラグインで受けて、3DCGでリアクションします。

  • Cortex SDK
    Windows、ROS、Labview、Matlabといったさまざまなプラットフォームに対応したSDKが用意されています。お客さまの環境にあったライブラリーをご提供します。

  • Unityプラグイン(オプション)
    モーションキャプチャーで取得した多自由度のデータをUnityへ安定的にストリーミングすることが可能です。

  • Unreal Engineプラグイン(オプション)
    モーションキャプチャーで取得した多自由度のデータを、Unreal Engineへ安定的にストリーミングすることが可能です。

  • 最先端の計測ツール

    グループレクティファイ
    複数人を同時にトラッキングするアルゴリズムを大幅に改善しました。ワンクリックですべての人、物を、同時かつ正確に自動で認識します。

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