ACCESSORYアクセサリー
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二波長画像の同時取得
一回の撮影で二波長の画像を同時に取得することが可能です。また、カメラタイプによって異なるセンサーサイズや、撮影速度によって異なるフレームサイズに対しても、左右画像の中心位置を内部の光学系により調整し合わせることが可能です。左右位置調整用にチャートを内蔵しており、二分岐した画像間の光学歪み補正を行なうことができます。
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軽量・コンパクトな設計
軽量・コンパクト設計なため、三脚に固定して小型カメラを取り付けたり、計測スペースが少ない場所での撮影に向いています。レンズは市販のものが使用可能です。カメラ側はFマウントになっているので、さまざまなタイプのカメラに取り付けることが可能です。
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波長選択が可能
TM2Sのフィルターは波長帯域を選択することで、近赤外領域以外の撮影に使用することも可能です。
※波長帯域の選択はオプションです。
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より高度な温度解析
TM2Sで取得された二波長画像により、これまでより高度な温度解析が可能です。
新たにリリースされた温度解析ソフトThermias(サーミアス)は、操作性が従来より改善されスムーズな解析処理を行なえるようになりました。時系列温度変化グラフなどの新機能も追加され、温度分布ヒストグラム表示や、ラインプロファイル温度表示なども搭載されています。結果は動画(AVI形式)や連番の静止画(TIFF、BMP、JPEG形式)で出力されます。
※温度解析ソフトThermiasはTM2Sの付属ソフトウェアではありません。別途ご購入が必要です。
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関連製品
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二分岐光学系 TM2S
対応波長 可視光~近赤外領域 (波長組み合わせについては要相談) マウント 対物側:Cマウント、カメラ側:Fマウント 対応光学サイズ 最大(H)21.12mm×(V)11.88mm 対応画素数 最大1,920×1,080pixel (MEMRECAM HX-3使用時) 外形寸法 (W)120×(H)116×(D)197mm 質量 約2.5kg
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温度解析ソフト Thermias(サーミアス)
※温度解析ソフトThermiasはTM2Sの付属ソフトウェアではありません。別途ご購入が必要です。
温度計測法 Hottel-Broughton法*1または二色比法による温度計算 計算処理画素数 最大1,920×1,080pixel 計測温度範囲 700~2800℃ (ただし対象物質・撮影条件による) 計測値較正 標準光源によるカメラ輝度値の輝度温度較正 データ入力 MEMRECAMシリーズで撮影したRAWデータ(MCFF*2)
二分岐光学系使用時はモノクロカメラデータ(不使用時はカラーカメラデータ)データ出力 指定矩形領域内の温度・KL値*3 ヒストグラム表示とcsv出力
任意線分上の温度・KL値 ラインプロファイル表示とcsv出力
指定点(指定矩形領域内)の温度時系列変化(最大値・最小値・平均値)
解析結果温度・KL値画像のbmp、jpg、png、aviファイル出力(合成、個別選択)
解析結果温度・KL値データの16ビットTIF出力
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*1 ディーゼル燃焼など煤火炎の温度計算法
*2 MEMRECAM Camera File Format(MEMRECAMシリーズのオリジナルRAWDATAフォーマット名称)
*3 Hottel-Broughton法の場合に計算可能
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二分岐光学系を使用した温度解析システムの例
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構成品
二分岐光学系
ハイスピードカメラMEMRECAM GX/HX/Qシリーズ
光学系サポート架台
カメラ制御用PC
レンズ(FまたはC)
温度解析ソフトウェア(Thermias)
標準光源
放射温度計
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