スーパー35mmフォーマットシネレンズ
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最新の光学技術を駆使しシネマスコープ画角全域わたり高い光学性能を発揮
アナモフィックウルトラワイドズームは、マスターアナモフィックレンズと完璧に親和性を持たせながら、画質に一切の妥協がない、19mmから36mmまでの極めてワイドアングルな焦点距離のレンズです。テレセントリック光学系でデザインされており、画面の中心からコーナーの端まで均一な光量を確保しているほか、フォーカス送り時の画角変動は事実上存在しません。また、ディストーションも最小限になるように設計されているため、近接撮影時においても、直線は直線のまま保持されます。
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最先端の機能が組み込まれたアナモフィックウルトラワイドズームには、センサー上に結像した画像が反転するという特徴がありますが、多くのハイエンドデジタルカメラには、カメラ内機能で電気的に元に戻す機能があるため、問題なく使用できます。アナモフィックレンズでの短いMOD(結像面からフォーカスが合う最短の距離)の映像は、今まで見たことのないドラマチックで感情に訴える映像を作り出します。
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アンチリフレクティブコーティング
レンズのアンチリフレクティブコーティングによる多層構造により完全にコントロールされたフレアーは、ハイライトの周囲にクリーム状の効果を出すため、ナイトシーンにおいて優雅なマジッククオリティを生み出します。
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アレクサXTやフィルムカメラなど4:3フォーマット撮像面を持つカメラに最適
アナモフィックウルトラワイドズームは、画像の横方向が2倍になるレンズのため、2.4:1のシネマスコープ映像を得るには、4:3アスペクトのフォーマットを持つフィルムカメラやアレクサXTが最適です。昨今では、アナモフィックレンズの特徴的な描写をテレビCMにも活かすため、2.39:1の映像から16:9の映像をトリミングして使用するCM作品も増えています。
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アリ レンズデータシステム(LDS)に対応
アナモフィックウルトラワイドズームには、アリのレンズデータシステム(LDS)端子が内蔵されており、メタデータに重畳された正確なズーム、フォーカス、アイリス値の情報からは、現場で複雑なショットを撮影しても、ポストにおけるVFXチームとのワークフローをシンプルなものにします。
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主な特長
19mmにおいても低いディストーション
非常に優れたコーナーまでの画質特性
事実上ない、フォーカス送り時の画角変動
画面全体で均一な光量
極めて短いMOD(結像面からフォーカスが合う最短の距離)
ズーム全域でほぼ固定される射出瞳位置
ポストにおけるVFX作業時に便利なLDSレンズメタデータ対応
マスターアナモフィックレンズと親和性
ユニークなアナモフィックのフレアー
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アリアナモフィックウルトラワイドズーム
アリアナモフィックウルトラワイドズームは、19mmから36mmまでのズームレンズです。MODはセンサー面から0.6mで、レンズ前玉にほぼ近いところにあるのも特長です。アリLDSに対応しています。
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K2.0006968 アリアナモフィックウルトラワイドズーム 19-36mm/T4.2
・絞り値:T4.2 to T22
・M.O.D.:0.6m
・全長:397.1 mm
・前玉外径:114mm
・重量:5.5kg
・LDS:アリLDS方式
・イメージサークル:29.26mm
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各仕様の定義は以下の通りです。
・絞り値:開放値から絞りの最大値
・MOD:結像面からフォーカスが合う最短の距離
・全長:マウント面から筐体前端までの距離
・前玉外径:マットボックスを装着するレンズ筐体前端部の直径
・重量:レンズ単品の重さ
・LDS:搭載しているレンズデータシステムの仕様
・イメージサークル:レンズメーカが光学性能を保証する結像サイズの直径
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