RGBの各信号の値を3軸にとった立体グラフを想定して配列置換と補正式を使い、カメラやモニターの個体差を補正したり、色の明度・彩度・色相などを操作することに使われます。配列置換と補正式というのは、例えば10bitのRGB信号を全て配列置換処理にすると1,024×1,024×1,024で10億通りもの配列を用意しなければなりませんが、3D-LUTのデータ量を軽くすることと計算処理を早くするメリットのために、配列ポイントは飛び飛びに用意し各ポイント間は計算式で補うというやり方が行われています。33×33×33と表記された3D- LUTの場合、RGBの各軸に33ポイントずつの配列置換ポイントがあり、それぞれのポイント間は補正式を使って数値変換を行っています。