ラージフォーマット対応シネレンズ
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ミラーレスマウントカメラでの映像制作にCookeの本格的なシネマトーンを
SP3は、シネマレンズの世界的なメーカーとして100年以上の歴史を持つCooke Optics社による、ミラーレス一眼カメラマウントに特化した設計のレンズです。Eマウント、RFマウントなどミラーレス一眼カメラマウントを採用し、ショートフランジバック設計ならではの小型・軽量性、Cooke社の他のレンズと比べて手が届きやすい価格設定を実現しました。1920年代から約40年にわたり人気を博したCookeの往年の名機である“Speed Panchro”レンズのビンテージトーンを再現。これは同じコンセプトで開発されたシネレンズ ”Panchro Classic/i”ともマッチします。ミラーレスマウントカメラでの映像制作にCookeの本格的なシネマトーンを導入できる画期的なレンズシリーズと言えます。また、Panchro Classic/iレンズをメインカメラで使用する作品でのサブカメラ(ドローン等)用のレンズとしても活躍します。
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動画で解説!Cooke SP3
SP3の特徴をわかりやすく動画で解説しています。どうぞご覧ください。
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Cooke SP3 デモリール
SP3は独自の解像感と色味で、人の感情をより生き生きと表現するレンズです。光軸中心のシャープネスを高めることによって、観る人の意識をフレームの中心へ引き寄せ、無意識のうちに親しみのある映像体験へと導きます。
SP3は、フォーカス移動とブリージングの絶妙な組み合わせにより、印象的で洗練されたフォーカス表現が可能となります。SP3は全球面設計を採用しているため、丸みを帯びたボケの中に豊かなグラデーションが現れます。絞り開放で使用すると現れるフレーム周辺部のフォーカスフォールも特徴的です。
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SP3は、人為的に映像に特徴付けするのではなく、レンズそのものが有機的に創り出すフレアやグレアによって映像を演出するよう設計されています。SP3はシネマティックオプティカルコーティングを採用し、フレアはほどよく制御され、各焦点距離のレンズの色味も統一されています。
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印象的な周辺部のフォーカスフォール
SP3のフレーム中心部の高いシャープネスは、周辺部に向かって徐々に低下していきます。これはクラシックレンズの特徴であると同時に、人間の目が世界を見るときと同じであると言えます。
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SP3はクラシックレンズの特徴を再現しているレンズですが、現在のデジタルカメラの高精細なセンサーに対応する解像度を実現しています。
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ラインナップ 絞り値 M.O.D. フィルタスレッド径 前玉外径 全長 重量 レンズデータ 対応フォーマット 18mm T2.4-16 0.25m/10" M77×0.75 82mm 109mm 688g - フル35mm(43.3mm) 25mm T2.4-16 0.25m/10" M58×0.75 64mm 98mm 575g - フル35mm(43.3mm) 32mm T2.4-16 0.35m/13" M58×0.75 64mm 94mm 520g - フル35mm(43.3mm) 50mm T2.4-16 0.50m/20" M58×0.75 64mm 94mm 500g - フル35mm(43.3mm) 75mm T2.4-16 0.80m/3' M58×0.75 64mm 98mm 520g - フル35mm(43.3mm) 100mm T2.4-16 0.80m/3' M77×0.75 82mm 124mm 690g - フル35mm(43.3mm)
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M.O.D.:撮像面からピントがあうところまでの最短距離
前玉外径:マットボックスを装着するレンズ前端部の直径寸法
全長:マウントのフランジ面からレンズ最前端部までの距離
<レンズマウントについて>
レンズにはEマウントとRFマウントが付属します。別売オプションでLマウントをラインナップしています。2024年にMマウント発売予定です。ユーザーがマウント交換可能な設計を採用しています。
※PLマウント、EFマウントのカメラには装着できません
<フォーカス指標について>
フィート指標とメートル指標の両方が併記されています。
<フォーカスリング、アイリスリングの回転角と指標表記について>
いずれの焦点距離も、フォーカスリングの回転角は160°、アイリスリングの回転角は78°です。なお、指標はノンリニア表記です。
<アイリスの羽根数について>
いずれの焦点距離も9枚羽根です。
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